基本的な文

bipuuk での文の書き方と、基本的な文を紹介します。

述語#

Ntio

あたたかい。

Cwio

猫だ。

Syio

走る。

語幹に述語を表す接辞を付けることで述語になります。述語はそれ単体で文になります。

形態論的には単語が名詞的であるか動詞的であるかは区別されません。名詞性のある単語ならそれが存在すること、動詞性のある単語ならその動作が存在することを表すと思われます。

/Ntio \Cwiu

`/Ntio`	`\Cwiu`
あたたかい	猫が

猫はあたたかい。

/Cwio \Kbiu

`/Cwio`	`\Kbiu`
猫である	あなたが

あなたは猫だ。

/Syio \Qxiu

`/Syio`	`\Qxiu`
走る	私が

私は走る。

述語ごとに何をどの格として取るかが決まっています。名詞性のある単語であればその名詞によって記述できる対象、動詞性のある単語であればその動作主が iu 格で表されます。

項になった単語は何らかの対象を表します。名詞性のある単語であればその名詞によって記述できる何らかの存在を表します。定性はありません。動詞性のある単語を項にしたときの意味は未定義です。

//Yxio \Qxiu \Pfeo

`//Yxio`	`\Qxiu`	`\Pfeo`
食べる	私が	リンゴを

私はリンゴを食べる。

動詞性のある単語であればその対象が eo 格で表されます。

語順は未定です。

主題を扱うこともできます。

		意味
5	`ia`	主題
174	`lu`	美しい

/Kbia \Luio

`/Kbia`	`\Luio`
あなたは	美しい

あなたは美しい。

日本語の「～は」には限定などの意味があるのに対して、bipuuk の ia にまだそのような意味が設定されていないことに注意してください。

主題と主格を組み合わせた表現も可能です。

/Ngia \/Coio \Rdiu

`/Ngia`	`\/Coio`	`\Rdiu`
ウサギは	大きい	耳が

ウサギは耳が大きい。